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「嬉しかった時」「悲しかった時」「励まされた時」・・・。そんな時に食べた洋菓子(patisserie)の味をもう一度。

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東日本大震後の自粛ムード時に食べた誕生日ケーキ

      2017/07/12

ケーキというものはどちらかというと男性なので日常的には食べないものですが、誕生日などにはしっかりと食べるごちそう品という感じでした。

そういったこともあったのですが、東日本大震後にあった誕生日はちょっと自粛ムードがあったというか自分の誕生日が3月ということで、ちょっと自分だけ喜んでいてもいいのかなという思いがありました。

 

自分が住んでいた地域に関しては関東の埼玉県であり、震度も5ぐらいでそこまで被害が無かったのですが、連日の報道などで気もかなり滅入っていたということもありました。

自宅は特に倒壊などはなく部屋は結構散らかってしまっていたのですが、特にライフラインなどにも深刻な影響はありませんでした。

 

そういったわけで周りのスーパーや商店街なども一週間ほどで平常運転となりましたが、それで誕生日がめぐってきた時に、自粛ムードというものが反映されていたということがあり、誕生日をどうするのかと迷っていました。

 

その時は一人暮らしをしていて彼女もいたのですが、彼女は彼女で震災の被害がもうちょっとひどかったらしく、誕生日に関しても負担を掛けたくないなと思って知らせてはいませんでした。

ですが彼女はそういったことを覚えていたらしくて、自粛ムードなんか気にしないで小さくても誕生日会をしようということになりました。

というわけで持ってきてくれたのがケーキであり、その時はなんだか人の絆というものを感じましたね。

 

もうちょっと欲を言ったのならば震災地原産のものを使っているケーキなどが良かったのですが、流石に発生後としてはそういったものはなく、ですがケーキを美味しく食べたあとには募金をして心を落ち着かせました。

 

食べながら彼女と震災についてあれこれ喋ったりしましたが、やはり不安な時にはそばにいてくれる人の絆も大事ですが、こういった甘いケーキが食べられる日常というのはとてもかけがえのないものだと改めて実感しました。

 

日常の少しの喜びにケーキは良いシンボルですね。

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